MEMORIAL PROJECT 創立150周年記念事業・イベント

【開催報告】公開シンポジウム「文化としての大学メサイア――現在・過去・未来」

大学

2024年12月7日(土)、立教学院諸聖徒礼拝堂(池袋チャペル)にて、シンポジウム「文化としての大学メサイア――現在・過去・未来」を開催しました。

第63回メサイア演奏会(12月16日)に先立ち、今年の参加者をはじめ、歴代のメサイア実行委員やOBOG、教職員や音楽学会員、さらには、全国から大学メサイア関係者、メサイア愛好家が参集し、チャペルは満席となりました。

西原廉太立教学院院長、立教大学総長の開会挨拶に続いて、6名の登壇者による充実した講演がありました。

 

【講演】

講演の様子

・星野 宏美(本学異文化コミュニケーション学部教授、教会音楽研究所所長)
オール立教メサイア――学生主体の立教メサイア?
・仲辻 真帆 氏(東京藝術大学未来創造継承センター大学史史料室非常勤講師、本学兼任講師)
東京音楽学校・東京藝術大学のメサイア演奏記録――明治・大正期のハレルヤコーラスと昭和・平成・令和期のチャリティーコンサート
・大角 欣矢 氏(東京藝術大学音楽学部教授)
東京音楽学校時代のメサイア作歌
・津上 智実 氏(神戸女学院大学名誉教授、大阪芸術大学大学院客員教授)
女子大学のメサイア演奏――東京女子大学と神戸女学院の場合
・筒井 はる香 氏(同志社女子大学学芸学部准教授)
全同志社メサイアの歩み
・宮澤 淳一 氏(青山学院大学総合文化政策学部教授)
青山学院創立150周年とオール青山メサイアの歩み

 

第2部冒頭では、立教メサイア演奏会の伝統に倣い、「ハレルヤ・コーラス」と「聖歌第18番(現・第81番)」の全員合唱を行いました。

 

指揮:スコット・ショウ(本学文学部キリスト教学科教授、立教学院教会音楽ディレクター、立教学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊隊長、教会音楽研究所副所長)
オルガン伴奏:遠藤陽平(立教学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊聖歌隊長アシスタント)
祭壇上の合唱:立教学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊現役及びOBOG有志、グリークラブOBOG有志

 

続いて、文学部4年次の三上聖さんが、学生の視点でのメサイア公演を熱く語ってくれました。
パネルディスカッションでは、フロアからのコメントや質問も相次ぎました。

 

全員による「ハレルヤ・コーラス」および「聖歌第18番(現・第81番)」
パネルディスカッション
左から星野、仲辻、大角、津上、筒井、宮澤(敬称略)

 

三上聖さん
フロアからのコメントや質問に答える様子
合唱を行った皆さん

 

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